Ring

Designer & Maker : Carlo Giuliano
Year : Before 1895

私の好きなアールヌーボーとはちょっと趣を異にしていますが あまりのすばらしさにに目が釘付けになってしまったリングです
目の近辺だけを切り取った斬新なメダルのデザイン! フォルム自体も珍しく五角形で 不等辺のバランスが絶妙です
彫刻に合わせてメダルの厚みも異なっているという凝りよう! シャンクのカンティーユの美しさに「さすがはジュリアーノ!」とうなってしまいました
何よりも素晴らしいのは表情で 目が生きているんですね ちらっと目に入っただけで思わず引き寄せられたほどオーラを放っていました
左手の薬指にぴったりだったのは もう「運命」としか言いようがありません(笑)

追記:後日 全く同じモチーフのカフリンクスがWartskiで出品されました
このメダルは大英博物館所蔵のインタリオから鋳造したのだそうで おそらく「アキレス」だとのこと
情報をくださったオオネコちささま ありがとうございました