Milk Pitcher
Maker : 東洋陶器會社
Year : 1921-1938

高さ3.8cmの小さなミルクピッチャーです
柊のラメキンディッシュと同様
25年以上前に浦和の骨董市で
埃を被った陶磁器の山の中から拾い上げた品です
お値段はなんと1個100円(笑)
それゆえ アンティークとして購入したという意識が全くなく
ミルクだけにとどまらず ちょいかけのドレッシングやオイル
蜂蜜やメープルシロップの入れ物として
ガシガシと使っておりました(笑)
その割には今も状態が非常に良く
金彩の剥げが一切ありません
大変シンプルなデザインなので
合わせる食器を選ばないところも気に入っています

磁器の「白」には メーカーごとの個性があります
ジノリとアビラント ミントンの「白」を比べてみると
その違いがはっきりとおわかりいただけると思います
東洋陶器會社の「白」にはとろんとした不思議な味わいがあり
日本の磁器の中では 私の一番のお気に入りです