Maker's Mark

A to D

A
Charles André ?-? シンボルマークは十字架の下に2つの点
Aimé Arnould 1899-1945 アールヌーボー期の主要な宝石商の一つ
シンボルマークは薊
Victor Alliez 1884- 詳細は不明
B
Gaston Bardié 1897-1914 シンボルマークはブルボンの百合 
Charles Barrier 1905-1923 シンボルマークは星の下にゲートル
Louis Baudet 1882-1935 シンボルマークは驢馬
Victor Boivin 1897- 先代・Jules Boivinの頃から優れた銀器を製作している工房
後のRavinet d'Enfertのもとになった
Edmond Bonnescoeur 1908-
年代には不確定要素あり
イニシャルが「E.B.」であれば1889年から1908年
La Maison Boucheron 1858-Now 1858年創業、150年の歴史を誇るフランス宝飾界の名門
左のマークはFrédéric Boucheronの時代のもので
1866年から1928年まで使われた
Boulenger 1899- アールヌーボー期に活躍したメーカー
同じデザインでシルバーとシルバープレートの品を製作している
名前の前に「A.D.」とイニシャルが入っていると1899年以前の品
Ernest Bunet 1864-1886 シンボルマークはファーストネームの後ろにフォーク
下に二つの三日月
C
Amelie Cardeilhac 1904-1920 Ernestの死後、未亡人のAmelieによって
工房が引き継がれた時代のマーク
Ernest Cardeilhac 1890-1904 フランスを代表する銀器メーカーの一つ
Ernestの時代に全盛期を迎えている
アールヌーボーの銀器を数多く発表している
Eugène Castel 1903-1910 シンボルマークはひな菊
Léon Chalin  1885-1929 シンボルマークは錨 
Charles Challot 1908-1927 シンボルマークは三つ葉のクローバー
Victor Alexandre Charles 1909-? シンボルマークは子犬
Chopard Frères 1884-1897 シンボルマークはマグカップ
時計メーカーのChopardとは関係がない
Christofle   ジャポニズムスタイルの優れた品を数多く発表しているが
そのほとんどがシルバープレート
シルバーの品はかなり珍しい
シンボルマークは3つの星の下に蜂
Auguste Claire   1895- ? シンボルマークは星二つとラッパ 
Ernest Combeau 1914-1924 シンボルマークはつるはし
Ernest Compère 1868-1888 シンボルマークは走っているウサギ
Louis Coignet 1893-1928 アールヌーボー期に優れたデザインの上質な銀器を製作していた工房
Eugène Collet 1886-1894 シンボルマークはカボッションの石をはめ込んだボタン
Joseph Crossard 1900-1920 シンボルマークは牧杖(Crosse)
中央に「ARD」の文字、下に「J」の文字
「Crosse + ARD と J」で「J. Crossard」というイニシャルを構成している
ちょっと珍しいマーク
D
Alphonse Debain 1883-1911 アールヌーボー期の主要メーカーの一つ
ドイツのユーゲントシュティルに近いデザインの品が多いのが特徴
Deschamps Frères 1920- シンボルマークは雄鶏の頭
Paul Devaux 1902-1920 シンボルマークは仔牛の顔の下に星
A. Duseaux 1904-1966 シンボルマークは鳩とギリシャ十字
中央一番下が「&」
その上がギリシャ十字
さらにその上に下を向いた鳩が描かれている
Julian Duval 1894-1912 シンボルマークはやどり木
George Le Turcqの作品や
Frederic Vernonのメダルジュエリーで知られる
パリのジュエラー
Duval & Le Turcq 1884-1912 イニシャル「D.L.」の間に星のシンボルマーク
Julian DuvalとGeorges Le Turcqが合同でジュエリーを製作していた頃のもの
この工房で作られた蘭のエナメルブローチは
Tiffanyの同系列の作品のモデルとなったとも言われている
二人の関係は1894年に解消されているので 実質的な活動期間は短い