Coffee Pot & Tea Pot

Maker : Orivit AG.
Year : 1903

単なる曲線模様に見えますが、実は水の渦の模様で泡もきちんと刻まれています
左側の写真をそれぞれクリックして頂いて、大きめの写真で確認してみてください
オランダのコレクター・Alfons Leyhte氏のコレクションの中に同じ柄のケーキ・バスケットがあって
そちらはモデル・ナンバーが「33」になっています
本来、Orivitはピューターやシルバープレートの製品で有名ですが
1903年から全製品の2%だけ銀器も製作していました
しかし、この銀器がかなり高級志向で手間暇かけて製作していたために、かえって経営に行き詰まり
1905年にWMF社に買収されています
「ORIVIT」のマークが消されているのは、WMFに吸収後に販売されたためと考えられます