Tea Spoon

やはり「Wagner-Serie」の中の1本で、『トリスタンとイゾルデ』の図柄です
このシリーズや、後ほどご紹介する四季のシリーズ、メルヘンのシリーズは
いずれも陽刻の周囲にだけうっすらと金メッキが施されています
どうやったらそんな風に金メッキが施せるのか不思議でなりません
このスプーンはアメリカのオークションサイトで落札したものなんですが、
ドイツ製の銀器は純度が800であるから敬遠されたのか
意外な安値で落札出来ました
純度925が標準になっているイギリス・アメリカでは
ドイツの銀器は不当といえるほど低い評価を受けています

柄(表) 柄(裏)

Designer : Adolf Amberg
Maker : Peter Bruckmann & Söhne
Year : 1903