Tea Spoons

Maker : Henri Soufflot
Year : 1884-1910

私は植物に詳しくないので定かではありませんが、せりの花の図柄でしょうか
(注:後日「銀杏の花」と判明しました)
ゾーリンゲンの博物館にこれと同じデザインのテーブルスプーンとテーブルフォークがあります
ところが、面白いことにスプーンがPuiforcat、フォークがDebainの作なんですね
で、これはHenri Soufflot(Caron)なんです
どこがオリジナルなのかははっきりしません
ただ、どのメーカーでも顧客の注文に応じて銀器を製作していましたから
「これと同じデザインで、こういう用途のものを」と頼まれれば作っていたはずなので
こういうややこしいことが起こりうるわけです
実際、私も柄はRavinet d'Enfert、刃はPuiforcatというチーズナイフを持っています

皿(表) 柄(裏) 皿(裏)