Tea Spoons

ガラスでは時々見かけますが、シルバーでナスタチウムの図柄はほとんど見かけません
これもフランス製には珍しく、柄の図柄が表と裏で同じになっています
普通のティースプーンより皿が細長くなっていますが
おそらく柄の形状と合うようにデザインされているのでしょう
Victor Boivinはアールヌーボー期の隠れた名工房で
父親であるJules Boivinの時代から素晴らしい銀器を作っています
また、後のRavinet d'Enfertのもとになった工房でもあります
このスプーンもシンプルではありますが、大変抜きの良い逸品です

皿(表) 柄(表) 皿(裏)

Maker : Victor Boivin
Year : After 1897