Oyster Folks

Maker : Roussel-Doutre
Year : 1865-1911

まさにジャポニズム!
裏にも図柄がありまして、写真にある11の図柄のうちの二つを組み合わせています
2本だけなぜか裏側に図柄が入っていません
一番左の写真に彫られているお面はおそらく神楽面だと思います
Roussel-Doutreは比較的小さな工房だったようですが、非常に細工のいい銀器を製造しています
この工房のシンボルマークはサイコロの「2」の目が二つ並んでいるドミノの札なんですが
時代によってこの「2」の目の向きが違うという、微妙な変化があります(笑)
ですから、フランスの工房の中では比較的製作年代を特定しやすくなっています
このオイスターフォークに関しては、一応1865年から1911年までと製作年代に幅がありますが
デザインの特徴からして19世紀のものに間違いないでしょう